神倉神社 無料駐車場
第1駐車場
住所 神倉1丁目12−19 7台
第2駐車場
住所 神倉1丁目12−1 13台
利用時間 午前7時から午後7時まで
熊野速玉大社、神倉神社の駐車場に関しては、地域周辺がコンパクトということで心配することはないかと。
国道42号線に「裁判所南」という標識のある交差点があります。
そこに、「世界遺産、神倉神社、参拝道」という大き目の看板が出ています。
そこを神社の方向に曲がり、少し車を走らせると、先ず、第2駐車場があります。
第2駐車場は「観光客専用第二駐車場」とあり13台用です。
地面は砂利です。
その奥をさらに神社の方面に走りますと第1駐車場の「観光客専用駐車場①から⑧」とあり8(7?)台用です。地面はアスファルトです。
神倉神社が目と鼻の先なので、第1駐車場に安心して、当方は駐車しています。
ここは斜めに駐車するようになっているので、なんとなく狭さが強調されるような気がします。
毎回、狭いなあぁという感想はあります。
斜めに駐車するという―運転があまり上手でないからというのが理由かもしれません。
神倉神社の限られた駐車スペースが困難と感じる場合、かつ、歩いても苦にならない場合は、熊野速玉大社に駐車したままで、12-15分ほど、歩いて神社の参拝という方法もあります。
熊野速玉大社の駐車場について:
新宮市観光協会のHPによりますと、大社は「営業時間が日の出~17時」となってます。
駐車場は無料、境内は自由(神宝館拝観500円)となっています。
どうぞ参考にしてください。
途中の街並みを楽しみながらの散歩となるので、これも良いかと思います。
のどかでいいですよ。
世界遺産 神倉神社
熊野速玉大社の摂社です。
標高120mの神倉山に鎮座するゴトビキ岩を御神体としてます。
御祭神は、高倉下命(たかくらじのみこと)、天照大神です。
ここは、なんと「日本書紀」の神武東征の話に、即位前三年(紀元前3年)戊午の年(ぼごのとし)、六月、神武天皇が天磐盾(あめのいわたて)に登った、という記述があります。
私は、一度ならず登ったことがありますが、538段もある、崖のような階段を上るのは覚悟がいります。神武天皇に負けないように、せめて時間だけは掛けて、滑り落ちないと決意して登りますよ。
また、このご神体の岩の根元を支える袈裟岩という岩の周辺には経塚が発見されています。
平安時代の経筒が多数発掘されており、そのさらに下層からは銅鐸片や滑石製(かっせきせい)模造品が出土しているので、太古の昔、磐座信仰(いわくらしんこう、古神道における岩への信仰)から発したと思われています。
熊野速玉大社より、内容としては単純で、とても分かりやすいかと。
おまけに権現山の中腹にあるので、理由には関係なく登りたくなるのは不思議です。
さて、この神倉神社は、熊野の神々が降臨したところと言われ、そのスピリチュアル・パワーは定評があるようです。私は、こういう分野には疎いのですが、その精神性の一片でもいただけたら、といつも参拝いたします。
地元の人で、毎日、お参りする人が沢山いる様子です。地元の人々にとっては、かけがえのない、特別な存在です。
神倉神社 由来
熊野の神々が熊野三山として祀られる以前に、一番最初に降臨された聖地です。
それ故、熊野根本大権現ともいわれました。
天ノ磐盾(あめのいわたて)という巨石の上にあります。
御祭神は、天照大神と高倉下命(たかくらじのみこと)です。
高倉下命は、建国の功臣、熊野三党(宇井・鈴木・榎本)の祖で、農業、漁業の守護神です。
天照大神は、天皇の祖先とされ、あらゆる願いを聞き届けます。
高天原を統治し太陽の神となりました。
岩戸屋に身を隠したとき、世界は闇に覆われたとされています。
一番目の鳥居から歩き始めます
女坂が、鳥居からちょっとだけ上った辺りで、右手にあります。
地元の参拝者がいたので、女坂について、お聞きしたら、枯葉がたまっていて、困難と教えていただきました。
こちらのほうが足を踏み外すようなことが起こりやすく、危ないのだそうです。
納得して、通常の石段でいくことにしました。
1193年に源頼朝が神倉神社に寄進したもので、538段あります。
ひたすら登り続けます。途中で、たくさんの人にお会いしました。
そのうち、広場となります。
この広場は、もし初めて参拝される場合には、実際に行くと、思ったよりも広い空間と感じます。
女坂を上る場合、一つ目の鳥居を入ったすぐの右側にあり、その出口(もしくは、女坂を降りる場合には入口となります)が、ここにあるので、この広場には誰もが来ることになります。
それ故、急傾斜を登っていけない場合の選択肢として、楽にするために作られた山道が女坂ということでしょう。
しかしながら、山の坂道が滑りやすく、足を傷つける可能性があると事前にアドバイスをいただけました。
どんなラフな道も歩けるタフな人には問題ないでしょうが、私のようなヒ弱な人間はよく考えないと危ないです。
この広場まで来ると、あとの階段はそれほど急傾斜ではありませんので、比較的、楽に登れますよ。
一番下から階段のみで、時間をかけて、何度でも気が向いた時に休憩しながら、ここまで来ると、それほど苦痛ではありませんでした。試してみて下さい。自分の体力に自信がつきます。
ここまで来るとあと、もう少しです。
先は見えてきました。
石積みの側面が見えます。
途中、会った人の中で、細身の40歳位の女性が・・トントンと登りはじめ、また、短時間でトントンと降りていった方がいらっしゃいました。たった15分程で往復してしまうという・・驚異的な女性です。
こういう方々が沢山いるので、恥ずかしくて、何も言えなくなりました。
とてもマネはできませんが、今日は、見習って頑張りました(2023年7月)。
2番目の鳥居を抜けます
すると、手水鉢(ちょうずばち)があります。
新宮城主第2 代の水野重良(みずのしげよし、1596年~1668年)が、下野国(しもつけのくに、栃木県)那須城主の大関高増(おおぜきたかます)の母(重良の姉もしくは妹になります)の延命と繁栄を祈願して寄進したものです。
正面には、重良が寛永8年(1631年)2月寄進したと刻まれてます。
到着です
今までの苦労もなんのそのー新宮市全景と太平洋の美しい絶景で疲れが吹っ飛びました。
早朝なので、海が輝いています。
来てよかった❣と、そして、また来たいと思う瞬間です。
袈裟岩
落ちそうで落ちないゴトビキ岩は、数個の巨石でささえられているということです。
巨石はひとつふたつという少数ではないようで複雑です。
帰り道に、これらのささえている袈裟岩という奇岩もお参りいたしました。
これが、その袈裟岩の一部でしょうか。
神倉神社の遠方からのベストショット
神倉山の中腹にある神倉神社を、国道42号線上から写真を撮れる場所があります。
つまり、ちょっと遠方からの、下方から神社のべストショットを撮れる駐車場があるということです。
この駐車場の使用許可は神倉神社、表参道商店街と看板に書かれています。
それで、早速、車を駐車し、お邪魔いたしました。
この駐車場に入って、とても良い写真を撮れましたので、みなさんと共有いたします(2023年8月)。
宇久井方面から入りますと、国道42号線の左側です。
三重県からですと、反対の右側となります。
駐車場に入る時は、どうぞ他の車との交通量と、交通ルールに気をつけてください。
危ないです。
駐車場の隣は朝の5時半からオープン(15時終了)しているおむすびやさん(店名、おむすび一郎神倉店)です。(火曜日が定休日)
沢山のお客が出入りしていました。おいしそうですね。
味噌汁が無料という情報もありますが、未確認です。
来店される場合は、どうぞご自分でご確認ください。