みかんのソムリエ 中西商店
住所 東牟婁郡那智勝浦町築地4-3-6
電話 0735‐52‐0206
営業時間:8:30~19:00 日曜営業 無休(1月1日~1月3日のみ休み)
営業時間・定休日は変更となる場合があるので来店前に店舗にご確認ください。
駐車場はありません。
勝浦駅から歩いて2分。
紀州みかんと梅の専門店です
商店街の真ん中、勝浦魚港の近くにあり、簡単に見つけることができるオレンジ色のお店です。
お店の名前が「紀州みかんのソムリエ」なので、期待して訪問いたしました。
期待通りのドンピシャで、店内のみかんは、文句のつけようもなくおいしかったです。
「味3号」、「日南」を試食しました。「ゆら早生(わせ)」の紹介もありました。
あまりにもおいしかったので、私は試食するのを早々にやめました。
普段食べているみかんが食べられなくなると危惧したからです。
大げさに聞こえるかもしれませんが、そう感じました。
お店の中にあるみかんは例外なくおいしいと思います。
そういうみかんだけを中西さんは選んで置いているということでしょう。
ソムリエが選んだみかん、という名前にまさに相応しいですね。
おいしいみかんとは
大体において、日常生活で通常に買うみかんはおいしいですよね。
安くておいしいくだものが、みかんと思っています。
それ故、みかんの味に、深い微妙な意味があるとは、夢にも思ってませんでした。
一歩踏み込んだ、ソムリエ中西さんからご説明いただいた内容をみなさんと共有したいと思います。
みかんは品種により味が違います。
同時に、同じ品種でも収穫時期により、生産者により、畑により、味が違ってきます。
そうですよね、味がみんな同じだったら、そちらのほうが気持ち悪いですよね。
また、これから冬に向かってのシーズンとなりますので、極早生(10月某日に訪問)から始まって早生となり、中生(なかて)、晩生(おくて)とさまざまな味の違う品種が出てくるでしょう。
みかんは、おいしい生産者の味でも、その年により異なり、同時に、出荷の初期、最盛期、終盤と時期が異なるにつれて違ってきます。
一例として、シーズン中だと1月が一番、みかんがおいしい時期だそうです。
また天候も味に影響が出ます。
雨が降ると収穫しないほうがいいそうです。
そもそも、みかんは甘味と酸味の組み合わせで、味の個性がでるのだそうです。
「甘い」と、「おいしい」とは違うとも説明いただきました(が、すみません、素人の私には分かりませんでした。)
甘味と酸味のどちらを好むか、甘み一辺倒でも人により好みが違います。
基本としては、みかんの味は食べてみないと分からない、同時に言葉で表現できる事柄でないと強調され説明を受けました。
だから、できれば店頭で食べてみる、食べて自分の味を見つけるのがベストとのことでした。
本来なら、その通りで正当だと思います。
みかんは、画一的で、こういうおいしいものだとあきらめて食べているのが、日常だと思います。
私は、見るからにプリプリの小さなみかんが大好きです。
そういうのがあると一袋を短時間でペロッと食べたくなります。
みかんは小さいモノがおいしいと中西さんも冒頭におっしゃってました。
とても、ここでは伝えられないことを沢山教えていただきました。
もし、みなさんもお時間があれば、直接、ソムリエ中西さんに聞いてみてください。
最後のみかんジュースがたまらない
100%搾りたてのみかんジュースが店頭で250円です。
「先ずはみかんジュースでも試飲して・・」なんていう軽い気持ちがあったのは、甘かったです。
「いつも食べるみかん、大したことはない」と。
しかしながら、極早生のみかんを試食し中西さんのお話しを伺っているうち、みかんの持つおいしさに、はまりこみ、あっという間に時間が過ぎてしまいました。
「普段、ロクなみかんを食べていないのでは。」と思わないでくださいね。
250円のジュースと300円のセトカのジュースがあり最後にいただきました。
300円のセトカのジュースは、「いつもあるとは限らない」ということでしたが、最後のノックアウトとなりました。
もし、あなたも飲めたら、ラッキーですよー
おいしいみかんだけを選び、そろえているお店です。
値段も良心的です。
1キロ当たりのお値段を提示してました。
バラ売りも、もちろん大丈夫です。
1個欲しいというお客もいるのだそうで。
TPOを言うと相談にのってくれます。
参考にしてください。
おすすめです。
HPに詳細情報があります。
どうぞご覧ください。