5万人の森公園 ゴゴストアとゴゴカフェ
「5万人の森公園」ってどういう意味?
大阪方面からですと、御所市の国道309号線を、名柄(ながら)で右折し「山麓線」と親しまれる県道
30号線を約8キロ南下します。途中、県道261号線になり10分強で到着します。
この公園の名前は、独特ですね・・・
5万人とは、将来の五條市の人口が、こうあって欲しいという目標人口のようです。
今年の五條市の人口は約2万7千人強、ピーク時には1995年の40,871人までいったようです。
このピーク時の4万人台から、さらに5万人を目標にするという壮大な目標です。
どこもかしこも人口減少といわれている最中に、人口増強を志す名前を公園につけています。
そして、これを五條市が主催しているのは、奈良らしく頼もしいと感じるのですが、みなさんは
どう思いますか。
また名称として「森」が含まれてますが、これは「森」という誰もが憧れる、自然の豊かさを感じる
ことを意図した公園だからです。
近畿地方の都市圏から奈良県や和歌山県に南下する観光客の数は想像以上に多いのではないでしょうか。
日頃、狭い都市圏で、せせこましいような、こせこせしたような毎日を送っていると感じている人がいると
したら、それと正反対の環境でのんびりしたいと思う人が沢山いるはずと個人的には密かに思ってます。
以上のような構想を具体的に推進しているのは堀内果樹園さんです。
2024年7月に五條市の指定管理者となりました。新しい公園ですね。
堀内さんには是非、健闘していただきたいものです。
公園の敷地面積は、約84,000平方メートルあります。
阪神甲子園球場の総面積は約38,500平方メートルなので、その2倍以上の大きさです。
東京ドームは46,755平方メートルで、それよりも広いです。そこに「みんなの広場」「キャンプ広場」
展望台、散策路があり、これほど広いと貧乏性の私は、何をすればいいのかと困ってしまいます。
みなさんはどう利用してますか。
gogoゴゴストア gogoゴゴカフェ
直売所を主にご報告させていただきます。
2024年7月にリニューアルオープンした直売所とカフェがあります。
gogoという名称は、英語のゴーゴーではなく、「五條市、5万人の森公園を五感で楽しむ場」という意味で、
日本語のゴゴです。
元々の公園は2007年の五條市による開設となってます。
柿などのフルーツの生産や加工品製造を行う堀内果実園さんが2024年7月に新しく管理者に選ばれ、
直売所とカフェは、総ガラス張りで開放性が強調され、ブティック風です。
犬の散歩を楽しむ人たち、フィールドで気楽に自由に自転車で遊ぶご家族等、休日レジャーの
最先端を目指している公園というと大げさに聞こえますか。
gogoゴゴストア
直売店の内部をできるだけ写真でご報告します。
10月なので、柿も豊富に揃ってます。お米もありました。
奈良の特産品を含め、種類も多様で楽しめます。
私のパートナーは、ドリンクコーナーの品揃いに感嘆してました。
冷蔵庫を勝手に開けて写真を撮らせていただきました。ありがとうございます!(撮影許可済み)
観光地に行くと、どこに行っても、こういう清涼飲料水は売っているのですが、コンパクトに品揃いが
いいところに感動したようです。(個人的な印象なので参考のみにしてください)
gogoゴゴカフェ
予約制で、キャンプ広場では手ぶらでできるBBQセットがあり、カフェ前の広場では、
ホットドッグやコーヒーを気楽に味わえる「ピクニックセット」があります(有料)。
詳細はインスタで、お願いいたします。
カフェではモーニング(9:00~11:00)とランチがあります。
当日はランチのカレーとパスタを食べたかったのですが、惜しくも時間帯が合わず、残念でした。
ジンジャーポークソテー、季節のメニュー等、新しいメニューもあるのでインスタで、どうぞご確認を
お願いいたます。
展望台
gogoストアのすぐ隣に、展望台までの100段の階段があります。
息が切れますが、一押しの展望台です。
何故なら、五條市から見える大峰山脈の大パノラマが一望できるからです。
山上ヶ岳(大峯山)、五條市の最高峰の明星ヶ岳(1894m)、紀伊半島の最高峰の八経ヶ岳(1915m)が
遠くに展開されてます。
この日は、雨模様の朝でしたが、素晴らしい雲海を見ることができました。
秋になると五條市で雲海は、出やすくなるそうですよ。
予想もしない素晴らしい経験に遭遇できました。