うらっしゃ屋
ある縁がきっかけで、古民家の女性ご主人の宿にGWの1泊をしました。
ご女性主人はとても個性的で、初めてお会いした時の好印象が消えませんでした。
奈良県に中継地としての宿泊場所を探していた折、宿泊予約を入れるのに時間はかかりませんでした。

うらっしゃ屋の名前の由来
「うらっしゃ屋」という名前には、どういう意味があるのかお尋ねしました。
屋号(家ごとにつける姓以外の通称)が浦芳谷(うらよしや)といい、そこから訛って「うらっしゃ屋」という名前が誕生したそうです。
なつかしい古民家のお宿
子ども時代に育った実家に戻ったような家を想像したのですが、築60年以上の古民家にしては、内部はしっかりした高級木材を使っているので、とても立派でした。
質実剛健な風情、立派な建築で、床の間・欄間も見事。1階と2階ともに冷暖房がしっかり完備されています。これからの酷暑も大丈夫です。
水回り周辺を含む広範囲なリフォームをされたようで、清潔感は申し分なし。

実際に宿泊し、いかに快適だったかをご報告いたします。
地元の方々の話が聞きたくてしょうがない私たちですが、ご主人の話は面白くて奥が深い。
忌憚なく、淀みなく話していただきました。地元の方々のお話は宝物です。
なんだか私も自然と自分語りが止まらない夜となったのではないでしょうか。
1階和室 食堂
↓ここは1階の食堂です。おいしいコーヒー、アルコール類もあります。
常連さん達、ご近所の方々の集いの場所です。

食堂のメニュー2種類
①お品書き↓ほとんどが300円↓
②サワー類500円、梅酒・ヤマモモ酒500円、ビーフカレー500円、サッポロ一番300円↓
3つのテーブルの珍しい無垢材がめっちゃ重くて、手で持ち上がりません。
食事をする時はローテーブル用の小さな椅子に座ると、とても楽ですよ。部屋に用意されています。
↓↓↓見たこともないような珍しい無垢材が見れます(ブビンガ)。
↓チェックアウト直前に「はい、どうぞ」と、おいしいコーヒーをいただきました。コーヒーメーカーです。
五右衛門風呂とシャワールーム
シャワールームと五右衛門風呂は1階にあります。
シャワールーム↓簡単にお風呂を済ませたい場合には便利です。
五右衛門風呂入口↓外から薪で沸かします。見た目は普通の窯。希望すると用意していただけます。
おしゃれなアンティーク引き戸↓とても軽い!
2階 宿泊者用のプライベートな和室とトイレ・洗面台
1日1組限定のお宿で、チェックイン後は2階はプライベートゾーンとなります。
トイレ・洗面所も2階にあり。
2階の和室は6畳と8畳
和室が2部屋続きで広いです。
テレビ、冷蔵庫、電子レンジ、ホットポット等があります。
もちろんインターネットの接続完備です。
お好みのお茶パックや紅茶パック類を、今度は持参しようと思います。
タオルを含め洗面用具は持参しました。
宿泊の案内・注意点

食事・夕食と朝食
初日の夕食は、ただただ抜群においしい!です。
初めての宿泊で、ご主人には沢山のご配慮をいただきました。
夕食です↓
かつおのたたきの生姜添え、地産地消の野菜類、山菜の煮物、デザートの干し柿……
ご主人にメニューを詳細に説明していただき、これ以上の贅沢があるのかという内容でした。
白い砂糖は未使用とのこと。田舎の地産地消の豊かさをモロに感じてしまいました。
写真にはありませんが、かぼちゃスープもおいしかった!
朝食↓
朝食も特別に作っていただきました!
↑烏骨鶏の卵、のり、お味噌汁、畑からのお野菜、山からのタケノコ、しょっぱい梅干し……
幸せな朝となりました。
チェックアウトしたくないですよね。「また必ず来よう!」なんてね。
まとめ
常連さんたちも多く、皆さん手慣れたものだそうですよ。
近くにレストラン等の施設も多種あり、ここから奈良県のどの方面に出るにしても便利かと思います。
連泊も可能なのでご相談ください。
価格も良心的でお手頃です。
そして、何よりもご主人のお人柄が最高の魅力です。
結婚されていて、立派な息子さんがいらっしゃいます。
奈良吉野町の、古民家にふらっと手軽に宿泊できるお勧めの宿です。
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