駒崎灯台への自然散歩道

駒崎灯台への自然散歩道

今回は、駒崎灯台(こまがさきとうだい)に挑戦です。
宇久井ビジターセンター近くの、いつもの駐車場に車を停めました。

この駐車場はスペースにヨユウがあり無料です。
自動車によるアクセスが便利ですね。

宇久井ビジターセンターは環境省の機関で、知識豊かなスタッフさんがいらっしゃいます。
プラス、地域の地図もいただけるので、是非寄ってみてください。

半島の要所に、目印となる案内板があり一度も迷っていないのはラッキーです。

駒崎灯台は、宇久井半島の南の端にあります白い灯台です。
もうひとつ近くに、赤い灯台、宇久井港口灯台があり、できれば行きたいと希望だけは高くして出発しました。

出発して、地玉の浜と同じコースを行きますが、途中で右に行きます。

標識

標識

この灯台、木々の葉っぱでなかなか全体の写真が撮れないとネット上で書かれてます。
が、感動したのは途中の森と周囲の森、環境です。

宇久井半島全体がそうですが、ここは特に、歩道の周囲、樹齢のある高木に囲まれ、その下の低木、蔓草(つるくさ)がきれいに刈られていて、快適です。

気持よく歩けます。最適の森林浴ですね。

林道

林道

林道

駒崎灯台到着

駒崎灯台

1955年(昭和30年)12月22日に設置、初点灯

地上から塔頂まで8.5m・標高(平均海面~灯火)は53m・光度5600カンデラ
光の到達する距離は12.5マイル(約20km)

宇久井港に出入りする船、熊野灘を航行する船舶の安全を守っています。

灯台の近辺を歩きますと、腰を下ろせる場所があります。
しばし休憩しました。

駒崎灯台

釣り 宇久井

直列五島
駒崎灯台からの太平洋

写真に見える黒い、小さな岩礁は直列五島といい、それぞれの島の名前が大平石(オべラシ)、小平石(コべラシ)、丸島、沖エビ、地エビという名前の島々です。

直列五島というように、島の数が5個あります。最後の島にある灯台が、大平石灯台(おべらしとうだい)です。
塔高(高さ)は14.0メートル、灯高(海面からの高さ)は19メートル、3秒に1回光るそうです。

直列五島という名前は以前から聞いてましたー宇久井での理想の沖磯です。
私のような素人でも知っているので、釣り人の聖地とあえて呼んでも間違いないのでは。
島の名前にエビという名称をつけるとは、なんと面白い。

魚の種類としては、グレ、イシダイ、クエ、イサギ、マダイ等が釣れます。
宇久井では少々風が強くても船が出やすいのだそうで。
興味のある方は、地元の専門家にご確認を。
私は一切責任は取れません。

写真を見ての通り、素人さん、経験のない人にはかなり危ない、かつ一人では無理な釣り場ですね。
必ず経験者と同行しましょう。
渡船が手段です。

宇久井の磯を一言でいえば、潮通しが良いので魚影が濃いと、いうそうです。

潮通しがいいとは、常に綺麗な海水が流れ、磯回りの水質が良く、潮流に乗ってプランクトンや小魚も流されて来やすい釣場のことです。それで大きな魚が釣れるということになります。黒潮のおかげです。

魚影が濃いとは、魚が沢山いること、特に大型魚が多種類、多数いる場所を表わす時の表現です。

少々風が強くとも宇久井は沖磯で大物が釣れることがあるそうですよ。
この表現ひとつにも自然の豊かさがあふれています。

宇久井の地磯でも大きな魚が釣れたと、とても喜んでいた若者がいました。
そんな大きい魚をどうやって食べるのか、素人の私は心配になってしまいます。
この辺りは釣り人のメッカですね。

宇久井港口灯台

駒ケ崎灯台より、海の方に下っていく道を、探してみたのですが、それらしいものはあっても、海に落ちそうで、怖くて、行けませんでした。

ある情報によると、通常に行ける道がある様子です。
今すぐには行けませんが、必ずトライしてみます。
そうぞ楽しみにしていてください。

宇久井釣り自家用ボード
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