JR紀勢本線 宇久井駅
地図を見ていただくと、和歌山県の東の端近くに宇久井という、こじんまりとした地区があります。
JR紀勢本線(きのくに線)の宇久井(うくい)駅という、とても可愛い、レトロ感満載の駅が最寄りのJR駅で、なおかつ、バスも本数は少ないながら走ってます。
元々、うぐい駅でしたが、改名され、うくい駅となったようです。
それ故、駅名と地名が少々違っているんです。
「うくい」と「うぐい」では、ちょっとだけ違いますね。
1985年より駅が無人化され、かつての駅内の事務所は、板塀等で閉じられています。
木造の建物自体は、修理等で手が加えられたようですが、大正時代からの当初の建物を保存しており、こじんまりとしていながら立派な雰囲気があります。
JRが生活の一部として空気のように使われていた時代―にぎやかでした。
優しい駅員さんがいましたね。
この辺りが宇久井半島の付け根でしょうね。
駅前は広場となっており、トイレ(駅内部からアクセス)、公衆電話を備えてます。
ドリンクを買える販売機もあるので便利ですよ。
また、駅の近くには、役場支所、喫茶店、散髪屋、自転車店等々があります。
宇久井駅前の広場
JRの宇久井駅には、思い出が一杯詰まっています。
昭和なんて時代が古く流行らないと言ってしまうと身もふたもないですね。
同じような意味内容で、個人的には昭和レトロが単純に好きです。
「なんで、そうなの?」というような難しいことは、除外しての話です。
昭和を思い出させる古さは、どんなものでも肯定してしまいます。
そういうところが宇久井駅の魅力と感じます。
その宇久井駅の前の広場ですが、同じような気持ちを持つ人が、他にもいるようです。
昨今の駅前は活発さが加わり風景が違ってきているので、42号線沿い、あの辺りを、みなさんも一度覗いてみ
てください。(後日の記事を乞うご期待)
バスと電車の時刻表と料金(宇久井駅)
本数は少ないですが適宜にありますので、正確には自己責任でご確認ください。(2023年5月現在)
JRきのくに(紀勢)線
朝の7時台から9時台は1時間に1本当たりで、16時台から19時台も1時間に1本位です。
紀伊勝浦まで200円、新宮まで200円です。
路線バスと町営バス
朝の7時台より20時台まであります。
町営バスの運賃は100円~350円です。